日本財団 図書館


 

?中継器
MTSATの中継器の構成を図3.Z1−6及び図a2.1−7に示す。フォワードリンクは、KuバンドまたはKaバンドの各ビームのから受信機信号を中問周波数(約150MHz)に変換し、中間周波数により1FプロセッサーでLバンドの各ビーム用に分離する。lF/Lコンバータは各ビーム用のLバンドに周波数変換を行い、グローバルビーム用とスポットビーム用のSSPAで増幅する。
Lバンド通信系の総合E?RPはグローバルビームが39.8dBW以上、スポットビームが42.7dBW以上の能力を有している。
航法機能の中継器は、IFプロセッサーでGPS補強信号を分離し、GPSのL1周波数(1575.42MHz)に変換した後、GNSS用のSSPAで増幅する。

083-1.gif

図3.2.1-6 MTSATの航空ミッション中継器の構成(リターンリンク)

083-2.gif

図3.2.1−7 MTSATの航空ミッション中継器の構成(フォワードリンク)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION